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今回の記事は、以前のホームページにて好評だった記事を、2023年版に修正して再度投稿いたしました。過去に見ていただいた方も、今回初めて見ていただいた方も、是非ともこの機会に寝ている時に足がつる時の不安を解消してくださいね。
はじめに、、、、
寝ている時の夜中や明け方などに、急に足がつって、あまりの痛さで目が覚めてしまったり、症状が繰り返し起こるために、なかなか眠れなかったりすることはありませんか?
それにはちゃんとした原因があります。
夜中のこぶら返りや足がつることの原因は一つではなく、いくつかの病因が重なり、症状が出現してきます。
今回は、夜中に足がつる原因と、寝ている間にあしがつらないように予防する方法をお伝えしていきます。どうぞ最後までお付き合いくださいね
夜中に足がつる原因
以下の病因が主に考えられます。
- 睡眠時の寝汗等、体からの脱水現象によって、筋肉や神経の働きや情報伝達を調節する、ミネラルの電解質(イオン)バランスが崩れる。
- 日中の過労や激しい運動をしたために起こった、筋肉の疲労と老廃物の蓄積による血流の低下。
- 加齢による筋肉量の減少や、足の筋肉内の細胞が担う、神経の伝達機能の衰え。
- 底冷えなどの足元からの冷えの侵入による、筋肉の凝り固まりや血行不良。
- 体が硬く、柔軟性の低下がみられる。(やや動脈硬化の傾向がある人なども多い)
- 日頃の姿勢の悪さや体の歪みからくる神経の圧迫。
このような原因で血液循環の悪さを脳が改善しようと筋肉にある伸びたり縮んだりする神経へ収縮しようと命令し、筋肉に誤作動を起こして、過剰に筋肉が収縮し、痛みを生むことで起こります。
寝ている間に足がつるを防ぐ方法
原因に対して身近に予防できることは多くあります。次のことを意識して予防をしてみてください
ストレッチ
一つ目はストレッチです。寝る前に、つりやすいふくらはぎを中心に、自分なりのストレッチを行います。方法はシンプルに、アキレス腱を伸ばすようなストレッチを15秒から20秒くらいするのが好ましいです。
ウォーキング
2つめはウォーキングです。加齢とともに運動神経細胞は減っていくものなので、日頃から、ウォーキングなどの体力に応じた適度な運動を心掛けて、筋肉量の低下を防いでいくことが予防につながります。
入浴する習慣をつける
3つ目は入浴する習慣をつけることです。
一人暮らしだから、シャワーだけで済ませる。毎回お風呂を使うのが面倒臭いなどの理由で、湯船につからない方もいると思いますが、夜はしっかり湯船につかるなど、下半身を芯から温めて、筋肉をほぐし血流を促すことを心がけてから就寝することをお勧めします。
1日の疲れが溜まったふくらはぎや下半身の老廃物を血液循環を良くすることで、寝ている間に足がつることを防ぐことが出来るでしょう。
レッグウォーマーをつける
4つ目はレッグウォーマーをつけて寝ることです。
特に寒い日は、レッグウォーマーなどで対策をとるのがよいです。
ただし、寝るときに靴下はNG。足元の体温を自力で作ることができず、冷え性の原因にもなり、こぶら返りを誘発することになります。
また、夏場の暑い時期は、冷房が入った部屋で足元が冷える場合、長ズボンのパジャマを履いて休むことで防ぐことも期待できます。
スポーツドリンクを飲んでから寝る
5つ目はスポーツドリンクを飲んでから寝ることです。
ナトリウム等のミネラルが補給できるスポーツドリンク類を飲んでから寝る。但し、取り過ぎると冷えやむくみを起こすので適温適量で。理想は普通の紙コップ半分以上で行ってください
食事の見直し
6つ目は食事の見直しです。
普段の食事に偏りがないかを見直して、豆腐や肉や乳製品などの、筋肉の働きに関与するミネラルやビタミン類(主にビタミンE)をバランスよく摂取することが大事です。
膝下にクッションを置く
最後は膝から下に座布団やクッションをおくことです。
下腿は心臓から1番遠いところにあり、身体の1番下にあるため、血液が心臓に戻るまでゆっくりになり、血流の悪さがでやすくなります。
寝ている時に血流を少しでも改善するために心臓より膝から下を高くあげると血流改善で予防に繋がりますし、冷え性対策にもなります。
最後に、、、、、
色々と予防法を説明はしていきましたが、残念ですが、このような予防をしていても体調や日常の疲労のとれにくさによりこぶら返りや足をつってしまう可能性はあります。
その場合は、予防ではなく、体質的に治療を行うことが大事になります。
もし、予防をしていてもなかなか足のつりが治らない方はぜひたな骨へご相談頂けたらと思います。
1人で悩まず、まずはご相談ください。