朝起きたら腰が痛い!!マットレスの選び方

腰痛は多くの人々にとって日常生活の制約となる厄介な問題です。その原因は様々であり、中でも寝具の選択が重要な要素となります。今回は、腰痛に悩む方々へ向けて、適切なマットレスを選ぶ際のポイントについてご紹介いたします。

ところで、朝起きた時に腰にだるさあったり、
痛みがあったりしない?

私は毎日、、、
歳かなー?

永遠の24歳のやればできる子ちゃんが何言ってるの(笑)

だって、社会人になってから
朝起きたら腰がだるいんだもん
学生の頃はそんなに思わなかったのに

それなら要因の一つにマットレスが体にあっていない可能性があるよ

マットレス?

ちなみに、やればできる子ちゃんは
毎日でベッド寝ているの?

8割がベッド
残りは、スマホを見ながらソファーで寝落ち

、、、、、(汗)
まずは、ベッドで確実に寝ると決めて寝ようね
ソファーは座るための反発になっているから
まずその時点で腰痛確定コースだよ

、、、やっぱり(汗)

必ず布団(ベッド)で寝ましょう

腰痛だけでなく、肩こりや頭痛、全身の疲労感は睡眠で回復されるようになりますが、睡眠をどこでとっているかは本当に大切です

最近では、スマートフォンを見ていて、そのまま寝てしまうという方も多いです

一昔前までなら、お酒を飲んでそのまま寝ていたとか、撮り溜めていたビデオを見ていて寝ていたという方も多かったのですが、時代ともにこの辺りも変化しております。

また、夜行バスや長時間の飛行機での移動中の睡眠もそうです。座ったまま6時間、8時間と長時間の睡眠はお尻や肩が長時間ストレスをうけるようになります

寝る時は布団(ベッド)で寝るという基本を忘れずにしましょう

目次

マットレスの効果

ところでマットレスってどんな効果があるか知っている?

えっ、、
たぶん心地よく寝るための工夫がされているとかじゃないの?

すごい!ほぼほぼ正解だよ

マットレスの役割は
1、体圧の分散
2、吸放湿

3、寒さ対策
と言われているよ

それぞれを説明してよ

体圧の分散

まず、体圧分散は
身体の重みを均等に分散させるという意味なんだ

上を向いて寝ていると、後頭部や腰、肩などが布団に密着するよね?
その密着しているところは、重力や自分の重たさが負荷となりストレスをうける

そうなると、
ストレスを受けやすい部分
(後頭部、肩、腰など)は痛みや不快感が現れるんだ

それじゃあ、寝ていても体が休めてないことになるね

それを防ぐのが、この体圧分散という機能なんだ

体圧分散とは一部分にかかっている圧を全体に分散させる効果があるんだ。
だから、体がマットと密着している部分だけに強い圧がかからなくなる

それによって、寝ている時の不快感を減らすんだ

すごい、そんな機能があるんだね

吸放湿性

次に、吸放湿性について説明していくよ

吸放湿性とは、名前の通り
湿気を吸ったり放出してくれる機能
のことを言うんだ

吸放湿性でも放湿性に意識をしてほしい

人は寝ている間にコップ1杯分の汗を流すとも言われ、これが湿気として残る
湿気を排出してくれる力が弱いと布団の中が蒸れやすく寝にくくなることがあるんだ

また、人によっては蒸れによる汗疹(あせも)のような
かゆみを感じる人もいる。湿気の放出はとても大事だよ

湿気を調節してくれるのはすごいね

寒さ対策

最後は、冬場の寒さ対策にもなるんだよ

寒さ対策?

これはシンプルに、床からの距離ができることなんだ

寒い空気は下に、温かい空気は上に上がりやすい
だから、床に近いほど気温は低くなる

マットレスの高さがある分
冷たい空気を受けずに済むんだ

なるほど!!

マットレスの機能

1、体圧分散機能により、体の負担を減らす

2、吸放湿性により、湿気を適度に保つ

3、高さがあることで、床からの冷たい空気を受けないようにする

マットレスの種類

ところでマットレスにも種類があるけど
どうやって選ぶのがいいの?

やればできる子ちゃんは
どんな基準でいつも選んでたの?

価格と直感

それはすばらしい(笑)

たくさん種類があるから、選ぶ基準を一つずつ伝えていくね

厚さ

一つ目はマットレスの厚さだね
これは、確実分厚い方がいい

一般的に言われていることで
高さが20㎝以上あるといいと言われているんだ。
25㎝もあればかなり良いものとも言われるんだって

硬さ

硬さは、体重や寝る時の姿勢でいろいろな情報があったので、次のことを中心に考えてね

1、上向いて寝た時に背中の隙間が埋められること
2、腰が沈み込みすぎないこと
3、寝返りがしやすいこと


この3つは意識して選んでみて

ざっくりだけど
BMI数値で硬さを変える考え方もあるよ

BMIの計算方法は
体重kg ÷ (身長m)2
で計算するよ

例えば、
体重が70kgで身長が170㎝とします
この場合の計算式は
70÷(1.7✖️1.7)となり
24.22になります

BMI値が
18.5未満は普通の硬さからやわらかめ、
18.5以上、25未満は普通の硬さ、
25以上は硬め
がお勧めだとも言われているよ

でも、体重って変わってくるからその度に変えていくのもしんどいなぁ

これだけは、自分の体重をキープできるように
食事制限と適度な運動を心がけようね

はぁい

何より、1年で5キロ以上の増減があることは
・病気で食欲低下して体重が減少するか
・仕事の付き合いで、毎日のように飲んでいるか
・ストレス発散のためにやけ食いをしているか


自分の中で心当たりがないとそう簡単に増減はしないはずだよ

だから、3年から5年周期でマットレスを見直すくらいになると思う
衛生的にもそれくらいに一度見直してみたらどうかな?

そうだね、
毎日使うものだから、消耗してくるから
定期的に見直すことが大事だね

素材

次は、素材について説明するね
大きく分けて
・ウレタン
・ファイバー
・ラテックス
・スプリング


この4つに分類されるよ

ウレタン

ウレタンは比較的手軽さが強みだと思う
他の3つと比べて、比較的安価で折りたためるものが多いよ

ただ、ウレタンは比較的蒸れやすいのと厚みが無いので睡眠の質に対して比較的弱いのがデメリットかな

ファイバー

ファイバーの特徴としては、衛生面です
丸ごと洗えるマットレスとして言われるのがファイバー素材のマットレスなので、カビやダニ対策としても有効だよ

ただ、ファイバーのデメリットしては熱いものに弱いことなんだ
商品によっては湯たんぽや電気こたつなどを熱を発生させるものを使うと、ファイバーの素材が変形や溶けてしまうことがある
ことから、寒がりの人には向いていないことがあるよ

ラテックス

ラテックスは天然ゴムを使ったもので、体圧分散に特に適していると言われているよ、また耐久性も高く、ダニやカビが繁殖しにくいという衛生面でも強いのが特徴だとも言われる

ただ、特有の匂いがあることや、重たいものが多いし、ゴムアレルギーを持っている人は気をつけたほうがいい
価格も10万円ぐらいからが相場だと言われているよ

スプリング

スプリングの特徴としては、長く使えることや耐久性が強く、ホテルで使われているベッドのほとんどはこのスプリングのマットを使用していることが多いよ

体圧の分散性も強く、シングルだけでなく、ダブルのベッドでも横揺れしにくいので、2人で寝たり、体が大きい人にもおすすめなんだ

問題点としては、やはり値段が高い点や、洗えないことです
また、小さい子供がトランポリンのように跳ねて遊ぶことがあれば、故障しやすいところもあるよ

マットレスの選び方

いろんな種類があったね
けど、私にはどれがあっているかがわからないよ

朝起きた時に痛みやだるさが出ない
おすすめのマットレスは結局どれなの?

結論だけ先に言うと次の2つ方法のどちらかで選んだ方がいいよ
1、布団屋さんの店員に相談する
2、体験する

1つ目の「布団屋さんで相談する」については、自己流で決めないこと。
店員さんに予算と悩みを相談しておすすめのものを購入するようにしましょう

NGな行動としては、インターネットの口コミで決めたり、コマーシャルで流れていたから決めることだよ。
あなたにはあなたの体の不調があるので、全員が良い結果が出るわけではないからね

だから、しっかりと話を聞いてくれる専門の店に行くことがいいと思います。たとえ多少高くてもマットレス一つでも何年も使うものだから、慎重に買い物をするようにしようね

うん

2つめは、実際に体験することです。

「体験する」ってどうやってするの?

方法としては2つかな
1つ目は、レンタルサービスを利用してみることだよ

マットレスやなどの寝具をレンタルするサービスが存在するから、実際に3日間ほど寝てみて、寝心地が良いものを最終的に購入するのがいいと思うよ

なるほど!!
それもありだね

2つめは、実際にホテルに泊まってみよう

どんなホテルでもいいけど、家でシングルベッドを使っているならホテルもシングルのベッドで体験してほしい。
そしてそのホテルでの寝心地がどうだったかを感じてほしいんだ

朝起きた時に、腰の痛みもなく、スッキリと目覚めがいいのであれば、あなたにあっているマットレスの可能性とも言える

そして、ホテルのスタッフに質問して商品名を教えてもらいましょう。同業者ではないことを理解してもらえると教えてもらえることが多いですよ

そんな方法があるんやね

この方法は、たな骨グループに来ていただいている患者さんから聞いた方法なんだ。旅先のホテルで気持ちよく寝れたので「どこの寝具を使っているの?」と聞いたら嫌な顔ひとつせず教えてくれたみたい。

超高級なホテルに泊まっていなくても、いいベッドでいい睡眠は取れるので、聞く価値はあると思うよ

今度、出張で泊まるホテルでそれやってみるね

この章のまとめ

マットレスの選び方は次の通りです

1、自己流で判断せず、寝具専門のお店で相談し購入すること
* インターネットの口コミやコマーシャルを鵜呑みにしないこと

2、実際に体験してから購入する

3、体験方法はマットレスをレンタルするか、ホテルなどで宿泊して体験する

終わりに

今回は、マットレスについてまとめてみたけどいかがだったかな?

寝具、特にマットレスは引っ越しをする時ぐらいしか、買い替えをしないものとも言われます。
そう考えると、長年使うものになるので、選ぶときはより慎重に考えて買ってみてね

1日の3分の1が睡眠と言われているから、
その時間で体の疲れをしっかりと解消できるようにしていきましょう

私もこれからは、ソファーで寝落ちしないように頑張ります!!

気になったことや質問があったら気軽にメッセージ下さいね

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ではまた、次回の投稿で会いましょう!!

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