ホワイトテープと伸縮テーピングの使い分け方

こんにちは、たな骨グループの前川です。
今回、私の方からテーピングをテーマに記事を書いていきます。

私たち整骨院で勤務しているものは体の不調に対して
テーピングを行うことが多々あります。

その中で、色んなテーピングの種類がありますが、今回は
ホワイトテーピングと伸縮テーピングの使い分けについて説明をしていきます。

【ホワイトテーピング】

まずはホワイトテーピングです。

1、薄い綿の布やナイロンなどの素材で作られた、粘着性のあるテープ
2、怪我の予防や怪我をしている部分をサポートする
3、関節を中心に巻くことで、関節の不安定感を減らしたり、動きの制限をさせる
4、また靴紐の結び目にカバーをすることもある
5、代表的な疾患として、足のねんざ、突き指、手首、肉離れなどに使います。

イメージとしては、痛むところを両手で押さえ込んで支える感じです。

【伸縮テーピング】

次に伸縮テーピングの特徴です。

①、主に筋肉の痛みや炎症を緩和する目的で貼る
②、皮膚と筋肉の間に隙間を作る目的で貼る、このことでリンパの流れをよくする
③、運動中の筋肉の動きを上げる効果がある
④、伸ばす力(テンションの掛け方)で動きを制限させる事が出来る
⑤、代表な疾患として、ぎっくり腰、五十肩、こむら返り、寝違いなどに使います。

イメージとしては、痛いところに手で摩ったりなでたりする感じです。

2つの特徴を知ったところで、注意点を上げていきます。

目次

【ホワイトテーピングのポイント】

● 競技前に貼ること


「明日試合なので、今晩テーピングを固定してください」と言ってくる方がいます。
気持ちはわかりますが、ホワイトテーピングを一夜つけておくことはNGです。

理由としては、
①、寝ている間に剥がれる
②、寝ている間も圧迫しているので、血液循環が悪くなり、ひどい時は痺れや皮膚が青紫になることもある
③、夕方から夜は、体は浮腫んでいる

などです。

ホワイトテーピングを貼る時の目的は動きの制限と負荷がかかったときの負担減らすことです。
なので、競技前にガッチリと締めるようにすることです。

もし、あなたが運動部の学生なら、授業中はサポーターをつけて生活をし、部活動開始前に固定テープに貼り替えるようにするのが理想です。

【伸縮テーピングのポイント】

● 1日つけていてもいい


伸縮テーピングの場合、巻き付けるような貼り方は基本しません。なので極端な話を言えば、1日中つけておいても問題はありません。
“例えば、1日8時間パソコン作業をする人であれば、腕に8時間テーピングをつけたままでも支障はないということです。

むしろ、筋肉と皮膚の間に隙間を作っているので、その間は疲れにくく、パフォーマンスは保てるのです。

●寝る前に貼るのがおすすめ


人は寝ている時に体の疲労が取れたり、修復作業が行われます。
しかし、就寝中に寝返りで腰が痛んだり、足がつったりしたら、疲労をとることも億劫になります。

ここで寝ている間に伸縮テーピングを貼っておくと、さきほどお伝えした腰の痛みや足がつることなどは和らぎストレスが減ります
その結果、体の重だるさや不調は回復しやすいこともあります。

肩こりがひどい人なら、寝る前に僧帽筋に伸縮テーピングを貼ってみてください。(ここでは貼り方はお伝えはしません)
朝起きた時に、いつもの違うといった感覚になる可能性が高いと思います。

最後に、、、、、

今回はざっくりとした内容になりましたが、テーピングは自分でも出来るものです。
湿布と違うのは、薬が入ってないのに効果があることです。

なので、うまく使うとあなたの私生活での起こり得る不調を予防できる優れたものになります。

最終的にはテーピングを卒業をしてもらうためにリハビリは必要になりますが、
逆手をとるとリハビリ以外で自分で出来るセルフケアの一環としてテーピングを学んでみてはいかがでしょうか?

今回のことで気になったことがあればいつでもお声かけてください。

では、今回は以上にします。

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