腰腿点は、「奇穴」(きけつ)の仲間であります。奇穴とは代表的なツボの流れである【経脈】の中に存在しない特徴を持ち、「特効穴」とも呼ばれます。
特定の症状や疾患に対して特に効果があるとされます。例えば、ぎっくり腰や急性の腰痛に対して有効な腰腿点もこのカテゴリーに含まれます
また、このツボは、手の甲にあるので誰でもコツを掴めば簡単に押せるツボです。
今回はこの腰腿点についてまとめてみましたので、ぜひセルフケアの一環として見てもらえると嬉しいです
腰腿点の場所
腰腿点は、手の甲にあるツボで、左右の手にそれぞれ2つずつ存在します。
第1の腰腿点:
人差し指と中指の間の延長線上で、手の甲に位置します。
第2の腰腿点:
薬指と小指の間の延長線上にあり、第4・第5中手骨の間にあります。
両方とも手の甲の指の付け根から少し下がったところにあります。
腰腿点に期待できる効果
腰腿点は、特に腰や脚に関連する痛みや不調に対して効果があります。具体的には以下の効果が期待されます:
1、腰痛の緩和:
急性や慢性の腰痛に対して非常に効果的です。特に、腰の重さや痛みがある場合に利用されます。
2、坐骨神経痛の改善:
腰から足にかけての坐骨神経痛の緩和に効果があります。脚のしびれや痛みの軽減にも有効です。
3、下肢の痛みやしびれ:
膝の痛みや下肢のだるさ、しびれ、 足の疲れに対しても効果的です。
4、関節痛:
腰や脚の関節痛にも有効で、 特に膝の痛みや股関節の不調を改善します。
腰腿点を刺激方法
次に、腰腿点のツボを押す方法です。
- まずは、ツボを押さえたい反対側の親指や人差し指を使って 腰腿点のツボを触ります。
- しっかりとツボが触れているか確認する為に、人差し指と中指の骨の間(または薬指と小指の骨の間)で指を動かしてください。(腰が痛い人ならこれだけでも効いている感じがします)
- 徐々に圧を強めて、5秒から10秒間保持し、その後ゆっくりと力を抜きます。これを数回繰り返します
回数は特に決まっていませんが、3回から5回ほど刺激するほうが良いです。慣れたら回数を増やすのもOKです - 手を交代して、同じ内容を反対の手の腰腿点のツボも刺激を与えていきます
押さえるタイミング(時期)
腰腿点を押さえるタイミングですが、基本的にはいつでもOKです。
時間が空いた時、腰がしんどい時、手が空いているのであれば、ツボ刺激を行ってもらって大丈夫です
ただし、手に関係する場所なので、強く押しすぎて握る動作や掴む動作に支障が出るのであれば、強く押さえ過ぎかツボ刺激をやりすぎになりますのでそこはくれぐれも気をつけてください
今回あった質問
- 指以外で押しても大丈夫ですか?
-
はい、問題ないです。ツボ押しの棒やお灸、またシャープペンの先端(芯が出る方の逆側)で押さえても大丈夫です。気をつけることは、やったあとで、腫れたり痛みが強くなること、また手を動かすことが億劫になるのであれば、やり過ぎになりますので、刺激の量だけ気をつけて行ってください
- 奇穴は何個あるの?
-
正式には、わかりません。AIの結果や論文の結果、その他、インターネットで投稿している情報を見ても、すべて異なる数字を出してきます。
なので、代表的な奇穴を何個かお伝えしていきます
印堂 (いんどう)
顔面部で眉間中央陥凹部に取ります
【効果】小児ひきつけ、鼻疾患、頭痛、眩暈、不眠四神総(ししんそう)
頭部、百会(ひゃくえ)を中心に前後左右それぞれ1寸の部に4穴を取る
【効果】頭痛、めまい、てんかん、精神病太陽 (たいよう)
顔面部、眉毛の外端と外眼角との中央から後方1寸の陥凹部に取る
【効果】片頭痛、眼疾患、歯痛、顔面神経麻痺定喘 (ていぜん)
上背部、第7頸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方5分
【効果】喘息(ぜんそく)、蕁麻疹(じんましん)、上肢麻痺落沈 (らくちん)
手背、第2・3中手指節関節の間の近位陥凹部に取る ※別名:外労宮
【効果】寝違え八邪 (はちじゃ)
手背、手を軽く握り、各中手指節関節の間の背側に取る
【効果】頭痛、歯痛、手の痛み( 中手指節関節の疾患、手の拘縮、関節リウマチ )失眠(しつみん)
足底部、踵の中央に取る
【効果】不眠、下肢の冷え・むくみ
終わりに、、、
ツボを知れば知るほど、昔の人の知恵がすごく感じます。薬がなかった時代、今よりも栄養が豊富に取れなかった時代。人は体を押すことで症状が和らぐことを学び、一つ一つのツボの場所や効果を細かくまとめたことに頭が下がります。
情報化社会になった現在、なにか知りたくなったらすぐに検索すれば答えは出てきますが、
あなた自身の身体の心の本音は、あなた自身からしか読み取ることが出来ませんし、あなた自身もまだまだあなたの本音を知らないかもしれません。
1日の終りに自分を手入れするようにツボ押しを始めてみてはいかがでしょうか?
ツボに関してはいつでもたな骨グループのスタッフが丁寧にお伝えしていきます。
また、お体の不調がありましたらいつでも、たな骨グループの整骨院に起こしください
たなか鍼灸整骨院 本院
〒591-8024
大阪府堺市北区黒土町2323-1
(サンプラザ三国ヶ丘店の敷地内にあります)
TEL : 072-258-4154
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では、また次回の投稿でお会いしましょう