10代の不眠症の原因と改善方法

不眠症とは20代以降に徐々に現れ、加齢と共に増加する特徴がありましたが、近年10代で不眠症で悩む方も多くなっている感じがします。

そこで今回は、一般的の不眠症の原因を10代の立場になったらこんなケースで発症しているのではないかという細かく篩い分けをして原因にまとめてみました。是非参考にしていただけたらと思います。

*こちらも合わせて読んでみてね

目次

一般的な不眠症の原因

不眠症の原因として下記のようなものが考えられます

不眠症の原因
  1. 人間関係
  2. 結果に対するストレス
  3. 夜ふかし
  4. コーヒー・エナジードリンクの摂取
  5. 飲酒、喫煙
  6. 睡眠時無呼吸症候群
  7. ホルモンバランス

これらが一般的です。ではこれを10代の立場にするとどんなストレスがあるか掘り下げてみていきましょう

人間関係

10代の人間関係と不安として次のようなものが考えられます

クラス替え

今まで慣れていたクラスで仲がよかった仲間と離れることで、また違う雰囲気に慣れないといけないこと、また担当の教師が変わることで、今まで許されていたことができなくなったり、相談しにくい、話しにくいなどの不安が募る可能性があります

中学校・高校へ進学

これもクラス替え同様、今までの環境が大きく変わることに大きなストレスになる子供たちもいます。

特に、通学時間が長くなったことや、新しい友達との関わりなどで精神的に疲れてしまうことも考えられるでしょう

思春期の真っ盛りなので周りからの友達の影響が大きい時期になります

また、中学の頃から先輩後輩の上下関係が生まれてきます。それにより敬語や理不尽な習慣などを強要されることも、いまだにある所はあります。それによりメンタルがやられる可能性も大いにあります

反抗期

10代の思春期の場合、周りの意見を素直に聞けないことが多く、また自分自身も何かに苛立ってしまうことも大いにみられます。

周りの大人が鬱陶しく見えたり、親がうるさく感じたり、自分のことを理解してもらえないという悔しさが現れたり、感情が揺さぶられることにより睡眠に影響を及ぼします

結果に対するストレス

結果に対するストレスは次のようなものがあります

試験やテストの結果

1つ目はテスト結果です。いい学校に進学したいとか、周りの仲間が頭が良い場合、テスト結果は大いにプレッシャになることでしょう

レギュラー争い

これは、強豪校でベンチ入りに関係する運動部に多くみられます。メンバーが発表される期間前は自分自身が入れなかったらどうしようという不安に煽られることで、負のサイクルに陥る可能性が考えられます

夜ふかし

10代の夜ふかしには次のようなものがあります

友達とのやりとり

血気盛んな10代は、小学生とは違い、夜寝る時間も遅くなっていきます。特に今ではSNSを通じて友達とのメッセージのやりとりでいつの間にかこんな時間というケースが高く、寝るにしても脳が興奮して寝れない状態になってしまいます

深夜の番組

これは、最近の10代ではあまりみられなくなったが、10歳までは夜の10時までには寝てることもあったかもしれないが、夜に放送される番組に興味を持つようになってきます。

深夜にやっているドラマの方が面白いとか、深夜だから見られる番組などがそうです

コーヒー・エナジードリンクの摂取

10代の場合、カフェインやエナジードリンクに対しての対応力が弱いです。

大人になってコーヒーやエナジードリンクを飲むのは、それだけ飲んできているため、活動中の眠気をやわれげてくれるし、夜寝ることもできます。

ただ、まだまだ未成年の場合はこれらに対するものが弱いため、カッコつけてブラックコーヒーを飲んだだけで全く寝れないということも大いにあります。

現にこの記事を作成している私も10歳の時に、インスタントコーヒーを1日2杯飲んで全く寝れなくて困った経験をしました

エナジードリンクも同様です。甘くてなおかつ微炭酸が美味しさを楽しめるためついつい飲んでしまうことがありますが、それが結果として寝れなくなってしまいます。

安いものなら自動販売機でお茶などと同様に150円ほどで売っていますので、買った飲み物にカフェインが入っている飲み物かどうか今一度確認してもいいかと思います。

飲酒、喫煙

飲酒も喫煙も法律では10代は違法になります。

しかし、実際には10代で飲酒や喫煙のする子供も見られるのが現実です。

飲酒も喫煙も目を覚ます反応を引き起こします。

寝酒という言葉があるように酒を飲むと眠りにつきやすい傾向はありますが、寝酒の場合、途中で目が覚めてしまったり、飲んでいると逆に目が冴えるという人もいるのは確かです

睡眠時無呼吸症候群

10代に入ると、体の成長に伴い、身長と体重だけ見たら、大人と変わらないような体格の子もたくさんいます。

特に体重が重たく肥満気味の10代の場合、大人同様に大きないびきをかいたり、寝ている間に呼吸が止まったりする現象が見られます。

これは睡眠時無呼吸症候群といい、肥満体質の大人にもおこる睡眠障害の一つです。

10代だから若いという感覚では済まされない症状になります

ホルモンバランス

最後はホルモンバランスです。特に10代の女性は初潮が起こり、女性としての体に変わっていきます。それにあたり排卵期や生理時に体調を崩してしまい眠りにくくなったり、末端の冷え性・肩こりなどを引き起こしやすくなります。その結果、眠りに大きく影響を及ぼす可能性があります

今までなかったものが起こることで大きなストレスになってしまう可能性が大いにあります

10代の不眠症の改善方法

では、10代の子供たちの不眠対策はどのようにすればいいのでしょうか?

結論から言いますと、大人の不眠症と同じような取り組みを行うことが、10代の不眠症の改善につながると私たちは考えます

簡単になりますが下記のリストから出来ることから一つずつおこなってください

10代の不眠症対策
  1. 人間関係で悩んでいたら、1人で抱え込まず相談できる相手を見つけよう
  2. 「出来ない」とか「失敗」を恐れるからプレッシャーになるのだよ。だから失敗することを恐れず堂々とチャレンジしよう。また失敗はあなたが「挑戦した」ことで起こった神様からのプレゼントです。あなたにしか出来なかった挑戦をたくさん収穫してみよう
  3. 無理に親や大人に合わせる必要はないよ。頼りたい時、甘えたい時に大人を頼ろう
  4. 相手の機嫌を取る行動や仲間に合わせる必要はないよ。自分軸で生活リズムを作ってみよう。嫌われることよりも睡眠の方が大事だよ
  5. 夜見たい番組は録画して朝の目覚めに見よう
  6. かっこいい飲み物もいいけど、寝れないならホットミルクや温かい飲み物を飲んでリラックスしよう
  7. 適度に運動しよう
  8. 年齢関係なく、定期的に体をほぐす習慣をつけよう
  9. しっかりと病院で出された薬を飲んで治すことを第1優先に行動しよう
  10. 「寝れない」と不安にならなくても大丈夫だよ。寝れないなら楽しくなることを考えながら目を瞑ろう
  11. スマホはほどほどにね

最後に、、、、

以上が、10代の不眠症についてまとめたものになります。1度きりしかない10代を存分楽しめるよう、美味しいもの食べてぐっすり寝て日々楽しい生活が送れるように期待します。

私たち施術家は体をほぐすことをしながら、色々な話を患者さんと話しますが、抱え込んでいる人ほど回復の傾向が弱く、自分を素直に曝け出す人が回復しやすい感じがします。

あなたが抱えている心身の悩み、いつでもたな骨グループがご対応します。

不眠症を始め、体の不調で気になることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせから相談してくださいね

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次