睡眠不足になると体重が増えるのはなぜ?

睡眠不足になると体重が増えるのはなぜ?

先日の投稿のなかで、睡眠不足によって生じる病気や不調の中に、体重増加・肥満という言葉がありました。

まだ、そちらを読んでない人は是非一緒に読んでみてね↓ ↓

待ってました!!
太りたくない私から見れば、今回の投稿を楽しみにしてました

そしたら始めて行くよ!!準備はいい?

OKだす

目次

睡眠不足になると体重が増える理由1

1つ目は、ホルモン分泌の異常になります

やっぱりホルモンバランスは大事だね

食欲に関係するホルモンには大きく2つあります。
それは【グレリン】【レプチン】

それぞれの特徴を教えてよ!!

グレリンとレプチンの特徴

1、グレリン
下垂体に働きかけ、成長ホルモン分泌を強力に刺激する。また、視床下部に働きかけ、強力な摂食亢進ホルモンとして作用する。グレリンは,体重増加や脂肪組織を増大させるため、脂肪細胞が産生する抗肥満ホルモンで,消化管運動の亢進や心血管系保護作用など、多彩な作用も報告されている
【引用:公益財団法人 日本薬学学会】

2、レプチン
レプチンは全身の脂肪細胞で作られ、体脂肪の量を脳に伝える役割を担っている。つまり脂肪細胞が増えるほど、レプチンの放出量が増える。これにより食欲を抑えて食べる意欲を抑える。しかし、肥満の人の多くは、レプチンが効きにくくなる「レプチン抵抗性」となっており、食欲を抑えられなくなる。レプチン抵抗性を解消するメカニズムが解明できれば、効果的な治療法になる可能性がある。
【引用:日経バイオテク】

これを見ると、グレリンがあまり出ないほうがいいってことと、レプチンを正常に働かせることだね

そのとおりだよ

ただ、睡眠不足によってこのグレリンの分泌量が増えるんだ

なるほどね

また、体内にグレリンが増えると、ラーメンやケーキといった高脂肪の食事を欲するようになります

食欲が増えているのに加えて
高カロリーな食事を求めてしまうので、太りやすくなるとされています。

私の高カロリー物好きは
これから来てたのかもね

それはよくわからん

そして、グレリンと拮抗的な働きをするのがレプチンです。だからグレリンが強い時はレプチンは出にくい環境になっているよ

じゃあ解決するにはどうすればいいの?

やっぱり、しっかりと寝れるようにすることと、適度に運動を入れることです

睡眠をしっかり摂ることで、体のストレスが和らぐことでグレリンのホルモン分泌が一定に落ち着くので、睡眠を意識して摂っていきましょう

睡眠不足になると体重が増える理由2

2つ目の理由は活動量の低下です

寝不足の人の場合、体の疲労感やだるさは、健康の人と比べても大きいものと感じられます

そのような状態で体を動かそうという気持ちにはなれないのが人間の心理です

確かに、体がだるくて重い時に体を動かそうという気持ちにはなれないね。スマホやテレビを見てゴロゴロしていることが多いなぁ

そうなると、ふだんからゴロゴロしている人と同じ行動をとる
つまり、活動量が少ない人になるんだ

その結果、さっきのグレリンホルモンとダブルパンチで太る環境になってしまうんだ

そういうことか!!

たかが睡眠かもしれないが、
女性や体型に気にする人は、まずは睡眠をしっかり確保することから心がけようね

終わりに、、、

食欲・性欲・睡眠欲は人の3大欲求です。

欲求を削る行為は苛立ちを生み、暴飲・暴食・引きこもり・遊び回る・などの過度な行動を起こしてしまいます

また、日本人は諸外国と比べても睡眠時間は少ないです。人と比較するのはよいものではありませんが、整骨院で働いていると、ベッドで休んでもらっているとほとんどの人が目を閉じて休まれています

それだけ日々やることが多いのが日本人の特徴です

まずは毎日7時間から8時間は寝る習慣をつけるように、睡眠優先で行動が取れるようにしましょう

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