失眠(しつみん)は、不眠症を緩和するための代表的なツボのひとつで、足裏に位置しています。このツボの名前は「眠りを失う」という言葉に由来しており、特に慢性的な不眠症や、寝つきが悪いと感じる場合に効果的です。
失眠の場所(ツボの取り方)
失眠のツボは、かかとの中央部分にあります。足の裏をよく観察し、かかとの骨の中心にある少しくぼんだ箇所を探します。
- 足裏をリラックスした状態にする。
- かかとの中心部分を軽く押してみると、他の部分よりも少し柔らかく感じる箇所が失眠のツボです。
失眠の効果
失眠のツボを刺激することで、以下のような効果が期待できます:
神経を落ち着かせる(沈静化)
1つ目は神経を落ち着かせる効果です。ストレス社会の中で、交感神経が優位になる環境の中、交感神経を高ぶらせている人がたくさんいます。その結果自律神経のバランスが乱れ、体調不良を引き起こすことがあります。
失眠はその交感神経の興奮を落ち着かせ、リラックス状態を促す作用があります。こたつなどで足を暖めると、気持ちよくなり眠気をきたすのは、これらの足先からの刺激を受けた結果なのです。
血液循環の改善
2つ目は血液循環の改善です。全身の血液の中で、心臓から一番遠い足先は、血液循環が滞りやすく、むくみや血栓などの障害が生じやすいです。
失眠を始め、足先のツボを刺激することで、末端に滞っていた血液の流すことができ、次の新しい血液がきれいに流れるようになっていきます。
ふくらはぎや足首までをケアする人はいますが、足先や足裏までセルフケアをしている人はどれくらいいるのかわかりませんが、心臓から遠い足裏をしっかりとほぐすことが出来る失眠のツボを刺激していくようにしましょう
ストレスの軽減
3つ目はストレスの軽減が期待できます。1つ目の交感神経を落ち着かせることと結びつきますが、心の緊張をほぐし、不安感やイライラを和らげます
失眠のツボは、不眠症全般だけでなく、ストレスや疲労による一時的な寝つきの悪さにも効果的です。
失眠のツボの代表的な効果に睡眠を促すことがあります。そもそも寝れない障害である「不眠症」は大きく分けて4種類あるのはご存知でしたでしょうか?
詳しくは下記のとおりです。
- 入眠困難:布団に入ってから30分以上眠れない状態。
- 中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまい、再び眠るのが難しい状態。
- 早朝覚醒:通常の起床時間よりも早く目が覚め、再び眠れない状態。
- 熟眠障害:十分な時間寝ても、疲れが取れたと感じられない状態。
これらの障害を引き起こす原因がやはり、ストレスと血液循環が不全がほとんどなのです。
たな骨グループは、不眠症に関する記事もたくさん出していますので、そちらもぜひ読んでみてください。
失眠の刺激方法
- 親指で押す:
- 失眠のツボを親指で軽く押します。
- ゆっくりと圧をかけながら、3〜5秒間押し続けます。
- 圧を解放して、数回繰り返します。
- マッサージ:
- クリームやオイルを使い、かかとの中央を円を描くように優しくマッサージします。
- 毎晩5分程度行うことで効果が増します。
- お灸:
- ツボの上に温灸器や専用のお灸を用いて温める方法も効果的です。
- 温熱刺激が深部まで届き、より高いリラックス効果を得られます。
失眠と相性の良い他のツボ
失眠のツボを活用する際には、他のツボを併用することで相乗効果を得られます。
湧泉(ゆうせん)
足裏の中央に位置し、全身のリラックスを助ける効果があります
三陰交(さんいんこう)
下腿の内側にあり、自律神経を整える効果が見られます
神門(しんもん)
手首の内側にあるツボで、心を穏やかにする効果があると言われます
これらのツボを組み合わせて日々のセルフケアに取り入れることで、質の高い睡眠を手に入れる助けとなるでしょう。
失眠は足裏の小さなポイントですが、継続的に刺激を与えることで、心身のバランスを整え、快適な眠りをサポートしてくれます。リラックスした夜を迎えるために、ぜひ取り入れてみてください。
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