ストレッチは2種類使い分けないと効果がない

「ストレッチってどれくらいで効果でるの?」
「ストレッチし始めたけどあまり身体がやらかくなったと思えないです。」

と言われることが結構あります。

そこでストレッチは目的に応じてどのようなストレッチを行えば良いかお伝えできればと思い記事を書かせて頂きました。

目次

ストレッチには2種類ある

ストレッチは細かく分けるといくつか種類がありますが、大きく分けて2種類になります。
 1、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
 2、動的ストレッチ(バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ)

です。


この2種類ですが、やり方や効果も異なり、目的によっては逆効果になってしまう可能性があります。

2つのストレッチの違いや、効果を説明し投稿を見て頂けた方に正しくストレッチを使い分けてより効果性を出して頂けたらと思います。

静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

まず初めに、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)についてです。
静的ストレッチとは、難しそうな言葉の言い回しをしていますが、いつも皆さんがしているいたってシンプルなストレッチです。

反動をつけずにゆっくり伸ばすものです。しかしそれの正しいストレッチは、
必ず10秒以上は自分が痛気持ち良いところでキープしてそこから効果を出します。


よく10秒くらいでストレッチを終わる方がほとんどですが、静的ストレッチは10秒以上からしか効果を得ることはできないので10秒で終えないようにしっかり20、30秒伸ばし切りましょう。

【注意】

※同じストレッチを60秒以上キープすると逆効果で筋肉を痛める可能性があります。
効果としては、柔軟性を高め、痛み、怪我の予防や疲労回復するなどがあります。深呼吸をしながらするとリラックス効果を出します。


ただし、静的ストレッチをしていると逆効果になる場合があります。静的ストレッチは体温が上がることはなく、筋出力は低下するため、運動前に行うとパフォーマンスが下がってしまう可能性があります。

なので激しく動くスポーツをする前は体温を上げていかないといけないので静的ストレッチは向いていません。

動的ストレッチ(バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ)


動的ストレッチとは、運動前に筋温を上げ、怪我の予防に繋げるストレッチのことです。動的ストレッチにはバリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチの2つがあります。

1、バリステックストレッチ


まずバリスティックストレッチとは反動をつけて、リズミカルに筋肉を伸ばしたり縮めたりするストレッチのことです。代表的なものではアキレス腱を伸ばす時に1.2.3.4とリズムで反動をつけてやる方法です。この時リズムに合わせて呼吸を深くしながら行います。

2、ダイナミックスストレッチ


次にダイナミックストレッチについて
筋肉が縮まっている時、拮抗筋といわれる反対の作用をもつ筋肉が伸ばされる性質があるため、伸ばしたい筋肉の拮抗筋を縮める柔軟性や協調性を高めることができるストレッチ方法です。普段のストレッチの伸ばすではなく、筋肉が正しく伸び縮みできるように筋肉を縮ませるやり方です。

代表的なものでいうと、ラジオ体操やブラジル体操などがあります。身体が温まってから、少しずつ動きを大きくするのが理想的です。


動的ストレッチの効果性については、関節可動域を大きくし、身体の温度をたかめることができます。

今回のまとめ

まとめると
静的ストレッチは、リラックス効果があるため、運動後のクールダウンや就寝前のリラックスに適しています。

動的ストレッチは、心拍数や体温が上がり、柔軟性を高め、関節の可動域が広くなるため、運動前のウォーミングアップにおすすめです。


このストレッチの使い分けができれば、早い段階で身体の変化に気づけるのではないかと思います。今回はあくまでストレッチの種類をお伝えしただけなので、どんな動きを滑らかにしたいとか、肩甲骨を柔らかくしたいなど整骨院で伝えて貰えればいろんなストレッチをお伝えさせて頂きます。ぜひ、たな骨グループの整骨院に来てください。

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