足三里(あしさんり)についてまとめてみた

足三里(あしさんり)は、古代中国から伝わる経穴(ツボ)の中でも特に有名で、多くの健康効果が期待される重要なポイントです。このツボは、特に消化器系の不調、疲労回復、免疫力向上などに効果があるとされ、「長寿のツボ」としても知られています。本記事では、足三里の位置、効能、刺激方法、効果的な活用法について詳しく解説します。

目次

足三里の場所

足三里は「陽明胃経」という経絡上にあるよ。
この経絡は名前の通り、胃を中心とした消化器系の不調の改善に期待が出来ます

場所は、
膝蓋骨(膝のお皿)の下端から指4本分下に移動した位置にあり
スネの骨の外側にあります。

押したら、少し圧痛を感じること人が多いです

足三里の効能

足三里は、身体のバランスを整え、以下のような効果が期待されています

消化機能の改善

1つ目は消化機能の改善です。
特に胃もたれや慢性的な消化不良には期待出来ると言われます

また、胃痛、便秘、下痢のときなどにも足三里を温めて上げることで症状が緩和されます

疲労回復と体力増強

2つ目は疲労回復と体力増強です

筋トレとか、走らなくても体力が作ってことなの?

残念ながらそういうわけには行きません!

これは逆転的な発想で、よく歩き足に疲労がたまっている人が期待できます。歩いている人は、体力もついているからね

そっか、やっぱり歩いて体力をつけることが大事だね

足の疲れが取れると、足が軽くなるので動きやすくなります。足リンパマッサージがあるように、やっぱり足をケアすることが大事なんだ

免疫力の向上

3つ目は免疫力の向上です
これは、さっきの疲労回復と重なるけど、よく歩くことがポイントです

よく歩く→体力がつく→足三里を刺激する→疲労が解消される
このサイクルの結果が免疫力向上になるんだ

膝痛の緩和

最後は膝痛の緩和です。足三里の周りには膝に関連する筋肉や血管が走っているので、ここを刺激することで膝の違和感や痛みが和らぐと言われます。

ちなみに、膝の痛みに期待できるツボはどんなのがあるの?

ここからは、何個か膝痛のときに使うツボを紹介していくね

膝が痛むときに使うツボ

◯膝眼(しつがん):膝のお皿のすぐ下の内側と外側にあるくぼみ

◯陰陵泉(いんりょうせん):膝の内側で、脛骨(すねの骨)の上部のくぼみ部分

◯陽陵泉(ようりょうせん):膝の外側で、腓骨頭(膝の外側にふれる骨の出っ張り)の前下方

◯犢鼻(とくび):膝のお皿の中央下、膝を曲げた際に出来るくぼみ

◯承山(しょうざん):ふくらはぎの中央、筋肉が盛り上がる部分の下部

全部を押す必要はないけど、押さえて気持ちいいところ、他の部分と比べて痛むところを中心に押さえるようにしようね

足三里を刺激する際の注意点

ちなみに、ツボ刺激で注意点はあるの?

特別なことはないよ、基本的なことだけど、次の3つを意識してね

足三里を刺激する際の注意点
  1. 過剰な刺激は避ける
    強く押しすぎると痛みや不快感を伴う場合があります。適度な強さで行いましょう。
  2. 体調不良時は控える
    高熱や強い炎症がある場合は、足三里の刺激を避けることが望ましいです。
  3. 専門家に相談する
    慢性疾患や特定の症状がある場合は、鍼灸師や医師に相談してから刺激を行うと安心です。

最後に、、、

足三里は、その多岐にわたる効果から「万能のツボ」として広く知られています。日々のセルフケアに取り入れることで、健康維持や不調の改善につながります。定期的な刺激を通じて、身体と心のバランスを整え、より充実した生活を目指してみてはいかがでしょうか。

たな骨グループでは、膝痛に対してのプログラムもしっかりと準備しております。

膝の痛みでお悩みの場合はどうぞお気軽にたな骨グループの整骨院に足を運んでみてくださいね。

では、また他の記事でおあいしましょう!!

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