みなさんいつも投稿を見ていただきありがとうございます。たな骨グループの森川です。
さぁ7月ももうすぐおわります。
一年の半分を過ぎ、夏休み間近で夏祭りなどのイベントも開催され、梅雨が明けると本格的な夏の到来です。
今回は二十四節気の大暑についてお話します。
大暑の特徴
この頃から一段と暑気が強くなり身体への負担も大きくなります。
高温多湿の時期でもあり、ジュクジュクした湿度のある熱(湿痰)が身体にこもるため、
一年を通じて最も胃腸が弱りやすくもなります。
ほかにも、肌が敏感になったり、顔がむくみやすいといった症状が起こりやすいです。
生活習慣のポイント
1、近年では、猛烈な暑さによる熱中症に警戒もしなければなりません。
年配の方は30度を超えたらエアコンをかならず使いましょう。
2、室内でお仕事をされている方は逆にエアコンで身体が冷え切ってしまいがちです。
脱ぎ着できる服装で調節を心がけましょう。
3、また、熱中症対策だからといって、涼しい室内にいるのに水分を摂りすぎると消化吸収力が落ちてしまいます。
水分は旬のフルーツや食事などから摂ることがベターです。
4、適度な運動は、体内の水分循環を整えることができ、胃腸の調子を整えることができます。また、きちんと汗をかくことのできる環境に身を置くことにより、身体の水はけを良くしていくことが熱を逃がすことにもつながります。
ベタベタとした汗がサッとするまできちんと汗を出し切ることが大切です。ただし、強い日差しの中での運動は避け、涼しい場所や時に実施しましょう。
食事面のポイント
夏の寝苦しさや暑気と湿度によって食欲が落ち、身体がダルくなってしまう方がいるかもしれません。夏痩せや暑気あたりも気になってきますが、食事のポイントとしては【ひかえめ】です。胃腸に負担をかけないことが大切です。
夏バテ防止にお肉はOK?NG?
夏バテ防止のために肉などの見た目にも精がありそうなものを食べがちですが、逆に胃腸には負担がかかります。
胃腸が弱ると身体がエネルギーを作ることができず、夏バテが進行してしまいます。胃腸に負担をかけず、控えめな食事を心がけましょう。
「脂っこいもの」「味の濃いもの」「冷たいもの」は意識して避けるようにしてください。
夏野菜や果物など、夏に旬を迎える食材もたくさんありますので、利用すると良いですよ。
以上が、夏を健康に乗り切るためのポイントです。
暑い季節でも、適度な水分補給、栄養バランスのとれた食事、涼しい場所で過ごす、適度な体温調節、運動の効率的な方法などを心がけ、健康を保ちましょう。