鍼灸師のお仕事について

いつも、ご覧になって頂きありがとうございます。たな骨グループの岩下です。
今回は、鍼灸師のお仕事についてお話しさせて頂きたいと思います!

前回の、整骨院の先生と似たところもありますのでそちらも良ければご覧になってくださいね♪

目次

東洋医学の成り立ち

起源は約2000年前の中国で始まり
東洋医学とはアジアの伝統医学の総称のことを言い代表的なのは ‘中医学’ ‘漢方医学”韓医学’があります。

この中で、日本では漢方医学と中医学が主流となっています。


東洋医学には、約2000年前に書かれた黄帝内経と言われた書物があり、これが東洋医学の基礎となり現代の治療法にまで影響を及ぼしています。

この黄帝内経には、治療に対する理論や実践、脈の見方、舌の見方、病状の立て方、経穴などが記載されており東洋医学の教科書だと思います。

こんな昔から、東洋医学が根付いていて多くの患者さんの手助けをしていたと思うととてもすごい事なんだと思います。

私達はどうやって日々治療してるの?


東洋医学は、身体の内部ではさまざまな要素が関連しあっており、
更に人は環境やメンタルとも相互に関連しあっているという「整体観」という考えを基盤として、一人一人にあった治療法と言える「弁証論」の考えと、
現代の予防医学にあたる「未病先防」の考え
が根幹にあります。

整体観

「整体観」とは、身体の中で、臓器と器官それぞれに密接な関係をもち、互いに影響しあっていると考えます。

また、身体の中だけではなく、生活習慣・地域・環境・季節など、人を取り巻くすべての影響と身体とのつながりがあると考えています。

そのため、表面に現れた不調は、臓器の病変が原因で外に現れたものだと考えたり、
自然環境の変化が体に悪影響を及ぼすため季節や天候によって治療法を変えたりするもあります。

弁証論

「弁証論」とは、脈診・腹診・舌診などにより身体や心についての状態を確認して、
論理的に体質を見立てそれに合わせた治療方法を選択するという考え方です。

未病先防

「未病先防」とは、未だ病気までに至らない、さまざまな不調や症状が見られる未病の状態を的確に把握し、本格的な病になる前に対策をとることを言います。

「整体観」「弁証論」「未病先防」は、まさに東洋医学の素晴らしさそのものだと思います。

こんな仕事をしてる鍼灸師になるにはどうしたらいいのー?

鍼灸師になるには次の3つが必要です

  1. 高校を卒業していること
  2. 養成校に3年以上通って卒業すること
  3. 国家試験に合格すること

この3つがまず大事になります。
整骨院の先生と全く同じですよー!

最後に、

鍼灸師の免許には、2種類あるのはご存知ですかー?
はり師ときゅう師というのがそれぞれあります。
一般的には、鍼灸師と言われてますが国家資格的には”はり師”“きゅう師”と別々の免許になるんです!
他には、あんまマッサージ指圧師という免許もあり整骨院や鍼灸院で働くために必要な免許は以上かと思います。

あなたが、通ってる整骨院や鍼灸院の先生がどんな免許を持ってるのか聞いてみるのも面白いかもしれませんね。

これまで、2回にかけて整骨院の先生 鍼灸師の先生についてお話してきました。

ご覧頂きありがとうございました。

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